認証設定(SAML SSO・IPアドレス制限)

社内向けFAQサイトのSAML SSOとIPアドレス制限の設定について説明します。

社内向けアプリでFAQサイトを構築する場合、認証設定は必須です。設定が完了するまで、社内向けFAQサイトにアクセスすると403エラーになります。

社外向けアプリでは認証は不要で、この設定は使用しません。

SAML SSO

お客様のIdP(Identity Provider。Entra ID、Okta、Google Workspaceなど)と連携することで、社員は普段のログイン情報でFAQサイトにアクセスできます。SAML SSOは全プランでご利用いただけます。

設定画面はダッシュボードのサイドバー「認証設定」>「SAML設定」です(社内向けアプリを選択している場合のみ表示されます)。画面は4つのステップで構成されています。

Step 1: neodigの情報をIdPに登録

neodig側(SP: Service Provider)の情報をお使いのIdPに登録します。登録方法は2通りあり、どちらか一方を行います。

カスタムドメインを設定すると、ACS URL・SP Metadata URLの値が変わります。カスタムドメインを利用する予定がある場合は、先に公開URL設定でカスタムドメインを設定してから、画面に表示される値をIdPに登録してください。

メタデータURLで一括登録

画面に表示される「SP Metadata URL」を、IdP側の「メタデータURL」「メタデータファイルのURL」欄に入力します。

各項目を個別にコピーして登録

画面に表示される「SP Entity ID(Audience URI)」と「Assertion Consumer Service URL(応答URL)」を、IdP側の該当欄にそれぞれ入力します。該当欄の名称は「Audience URI」「Entity ID」「ACS URL」「Reply URL」「Single Sign-On URL」など、IdPによって異なります。

Step 2: IdPの情報を登録

IdPから提供される情報をneodigに登録します。設定方法は2通りです。メタデータURLと個別項目の両方が入力されている場合は、メタデータURLの内容が優先されます。

メタデータURLで自動設定

IdPのメタデータURLを入力すると、IdP Entity ID・Single Sign-On URL・証明書が自動的に取得されます。メタデータURLはHTTPSのみ指定できます。

手動で設定

次の3項目を個別に入力します。

「IdP Entity ID」には、IdPの識別子を2,048文字以内で入力します。IdP管理画面では「Entity ID」「Issuer」「Issuer URL」などと表示されます。

「Single Sign-On URL」には、ログイン時のリダイレクト先URLを2,048文字以内で入力します。IdP管理画面では「SSO URL」「Login URL」「SAML 2.0 Endpoint」などと表示されます。

「X.509証明書」には、IdPの公開証明書を入力します。IdP管理画面からダウンロードしたPEM形式の証明書を、100,000文字以内で貼り付けてください。ヘッダー行-----BEGIN CERTIFICATE-----はあってもなくても構いません。PEM形式のX.509証明書として読み取れない場合はエラーになります。

Step 3: ロール属性マッピング

IdPから送信されるユーザー属性(部署名やグループ名など)を、neodigで使うロール名に変換するマッピングを設定します。設定は任意で、複数の属性からロールを抽出できるよう、複数のマッピンググループを登録できます。

マッピンググループごとに、「ロール属性名」と「マッピング」を設定します。「ロール属性名」(255文字以内)には、SAMLアサーションに含まれる属性名を指定します(例: department、memberOf、グループのクレームURIなど)。「マッピング」には、IdPから送信される属性値(左)と、neodigで使うロール名(右)のペアを複数登録します。

ここで定義したロール名は、ロール別アクセス制御でカテゴリ・記事のアクセス可否を設定する際に選択できるようになります。ロール属性マッピングを1つも設定しない場合、ロールによる絞り込みは行われず、ログインできた全ユーザーが閲覧できます。マッピングを設定した場合、ログインユーザーの属性値がいずれのマッピングにも一致しないと、ロール制限のある記事は閲覧できなくなります。

Step 4: 詳細設定

「IdP-Initiated SSOを許可する」にチェックを入れると、IdP側からアプリを起動するシングルサインオン方式が許可されます(初期状態はチェックなし)。OktaやEntra IDの「マイアプリ」ポータルなどからアクセスする場合に必要になることがあります。

IPアドレス制限

社内向けFAQサイトでは、アクセスを許可するIPアドレス・IP範囲を制限できます。

IPアドレス制限はProfessionalプラン(Trialを含む)限定の機能です。
  • 設定画面はダッシュボードのサイドバー「認証設定」>「IPアドレス制限」です(社内向けアプリを選択している場合のみ表示されます)
  • IPv4/IPv6のアドレス、またはCIDR表記で複数指定できます(1エントリ45文字以内)
  • 設定が空の場合は全許可になります
  • 保存前に、現在アクセス中のIPアドレスが画面に表示されます。そのIPが設定リストに含まれていない状態で保存すると、現在の接続元から社内FAQにアクセスできなくなる可能性がある旨の警告が表示されます